頭蓋骨は23個のパーツが微妙にポンプの様に動くことで、脳室で作られる脳脊髄液を背骨の中（脊髄）に送り込み、神経に対して重要な役割を果たしています。

しかし、生活習慣や姿勢の歪み、ストレス等で頭蓋骨が歪んでくると、そのポンプの動きは悪くなり、脳脊髄液の循環が低下して、それによって自律神経やホルモンバランスにも悪影響を及ぼします。

逆に言えば、頭蓋骨の歪みを整えると、脳脊髄液の循環が良くなり、自律神経やホルモンバランスも整い、その結果自然治癒力も向上する事が期待できます。

また、ゆがんだ体は、肋骨の動きが悪くなり、呼吸も浅くなります。

呼吸が浅くなると、体を作る60兆もある細胞は酸素不足になり、筋肉の状態も硬くなります。
特に背骨のゆがみや硬さを重視しながら、肋骨の動きが出るように施術していきます。

施術は、硬く縮んでしまった筋肉を緩めながら骨盤や骨格のゆがみを調整して動きを出し、頭蓋骨の調整で体液の循環を良くしていきます。

血流だけでなく気の流れも良くなるので、心身ともに整います。